いぬがお膠原病内科医の私情漏声

日常と趣味と医学少々。

さらりと医学

膠原病内科としての医者冥利

「本当に親身になって見てくれてありがとう」 時々患者さんやその家族から言ってもらえる言葉。医者冥利に尽きるとはよく言うものだが、本当にそう思う。 もちろん地域差はあるが、膠原病内科は科の特性から内科全般を見ることも多い。 膠原病があるというこ…

認知症進行抑制薬「レカネマブ」の話

高齢化社会の今の医学の壁、悪性腫瘍を乗り越えた先には、認知症の高齢者だらけの社会が待っているかもしれない。 「こんな社会嫌だ、どんな社会?」の大喜利の答えになりそうだが全然笑い事ではない。 どんなに病気の解明が進んで治療が開発されたとしても…