いぬがお膠原病内科医の私情漏声

日常と趣味と医学少々。

ブログ界隈への帰還 〜医大生→医者カテゴリへ〜

とても愚直で愛らしい。

紛れもなく、早朝の新幹線内でキーボードを押しているこの自分だ。(え、僕…?!)

3日坊主ならぬ1-2日坊主でお馴染みの僕が、よくあるコラムやら自己啓発本を読んで、
いつかやろうを今年やろう!
アウトプットで圧倒的成長!(?)
という気持ちで一念発起でブログを開設しているのだ。

 

夜な夜な変なテンションで書いた記事や思いつきほど危ないものはない。
以前に数年間ブログを更新していたことがあったが、筆が走る夜に書いた記事に限って後から読んでみると、

実につまらん…!

とまあ自己嫌悪になりながら、いつしか多忙を理由に託けて辞めてしまっていた。

しかし、懲りずに今回もこうして記事を書いている。

立派なことを書こうとしても、完璧は難しい。
完璧だと思っていても、大事なデートの日に限って、インドの額につけるあれ(ビンディーというそうだ)のようにニキビができるものだ。

江戸時代末期美濃の儒学者 佐藤一斎の言志四録に「自厳他寛」という言葉があるそうだ。
かという自分は、典型的に他人に厳しく自分に甘い、いわば「他厳自寛」かもしれない。

 

以前、ブログをやっていたと書いたが、
近年の相手が液晶の向こうにいるとさえ思えるSNSと比較すれば、ブログはなんとも孤独だ。
それでももう一度書きたいな、と思った理由は、
一生懸命書いていれば結果が出てくるから
そして少なくても反響が必ずあるから

コメントが1件でもつけば喜んで尻尾を振って見に行ったものです。

そして今の野望は、
いつかはどんな形であれ本を書いてみたい!
有名になりたいわけではないけれども、
少しでも私が志す膠原病の方の目にも気休めにでもなってもらいたい!
(もちろん医療者もwelcomeですが)

拙劣であっても、宝くじのように買わないと当たらない!

昔からどうにもこうにもプレゼンが下手で、とにかく長くて要領を得ていない、本当に伝えたいことが伝わらない!
というのが私の悩みなわけですが、文章なら時間をかけて伝えられる。

 

患者への説明をするときにいつも話すことがある。
「ネットには良くも悪くも、情報が多すぎる!」こと。
医師なのでとりわけ疾患についてだ。
そんな方にも分かりやすく気休め程度に書けたらな、と。
(医学の真面目な話は3割程度になってしまうかもしれません。笑)

そして医療者・医学生の目にも時々止まってもらえたら嬉しい。
何より自分のためのアウトプット!感心や心が動いたことを徒然なく書けたらと。

 

医大生の立場でブログを齧っていた頃、某カテゴリランキングに参加していた。

ふと気になって先日、当時仲良くしていただいた方々の行方を追ってみた。

 

皆ご結婚されたりお子さんが生まれたり、更新頻度が下がっていたり、とちょっとだけ寂しい気持ちになる一方で、それぞれお医者さんとして、またお母さんとしてなど忙しくされているんだろうな、とも思い想像して嬉しい気持ちとで、アンビバレントな感情を抱いた。

 

僕は名前を変えての再出発だがまた皆さんとブログ上でもお会いできたら…。

何にせよ皆様よろしくお願いします...!

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2023.01.12 夕隅 大智